2004.02.22(日) にっき開店

内容は水産分野で国際公務員を目指す作者の奮闘記。とはいえ実現にはまだまだ時間がかかりそう。。。目下のところ、漁業のこと(現在漁師見習い)、青年海外協力隊(2004or2005年にチリへ漁業生産分野で派遣予定)が主になる予定です。その他適当な雑感も混じりますが。要は何でもありですね。。。ともかく三日坊主にならないように頑張らなければ。  この日以前の分は過去日記です。最近の出来事をテーマごとにまとめて見ました。


2004年9月
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2004/09/01 (水)  ...
2004/09/02 (木)  1/79 訓練初日
2004/09/03 (金)  2/79 青山氏登場
2004/09/04 (土)  3/79 自己紹介・懇親会
2004/09/05 (日)  4/79 初日曜日
2004/09/06 (月)  5/79 オリエンテーション
2004/09/07 (火)  6/79 Dr塩原登場
2004/09/08 (水)  7/79 
2004/09/09 (木)  8/79
2004/09/10 (金)  9/79
2004/09/11 (土)  10/79 初飲み
2004/09/12 (日)  11/79 平穏な一日
2004/09/14 (火)  13/79 予防注射A
2004/09/15 (水)  14/79
2004/09/16 (木)  15/79 禁酒
2004/09/17 (金)  16/79 婦人科
2004/09/18 (土)  17/79
2004/09/19 (日)  18/79
2004/09/20 (月)  19/79 救急法
2004/09/21 (火)  20/79
2004/09/22 (水)  21/79
2004/09/23 (木)  22/79
2004/09/24 (金)  23/79
2004/09/25 (土)  24/79
2004/09/26 (日)  25/79 マラソン
2004/09/27 (月)  26/79 bafa bafa
2004/09/28 (火)  27/79
2004/09/29 (水)  28/79
2004/09/30 (木)  29/79
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2004.09.01 (水)  ...
9月に入りました。明日からついに、いよいよ、やっとこさ派遣前訓練です。シャバを離れるにあたってやり残したことは・・・特にはないんだけど、今日はLove actuallyをもう一度観ました。サウンドトラックを買って、映画の中で使われている音楽を頭に入れた上で観なおすとまた味わいが違います。そして新たな発見もありました。あのMr Beanの人、実はデパートの店員さんだけじゃないかった。どうでもいいけど。

 それよりなによりこの映画はやっぱりよかった。二度見る価値がありました。普段は自分の将来のこと、これから始まる訓練のこと、派遣先のチリでのこと、帰国後プータローからスタートしてからどうしようか、等々頭を悩ませることはたくさんありますが、結局のところ、いい「人との出会い」がどれだけ持てるか、なんてことで人生の豊かさが決まってくるのかなぁ、と妙にピュアな気持ちになれました。これから頑張ろうっと。DVD買っちゃおうかな。
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2004.09.02 (木)  1/79 訓練初日
 倉敷を6時半ごろ出発して駒ヶ根に12時半に到着。

 始まりました。今日から「独立行政法人 国際協力機構 駒ヶ根青年海外協力隊訓練所(略してKTC: Komagane Training Center)」というなんとも長い正式名称の施設で「派遣前訓練」です。昼過ぎから夜9時まで入所式、オリエンテーションなどが目白押しでした。班長や日直にあたった人はさらに10時まで打ち合わせだそうです。大変だね。自分じゃなくてよかった。

 平成16年度2次隊の総数が402名、うちKTCに配属されたのが202名(うち男71名、女131名)とのことです。残りが広尾と二本松にいるわけだから、駒ヶ根が一番たくさんいることになる。やっぱり話に聞いてた通りに女性の方が多いんだ。

 今週はほとんどオリエンテーション、書類・手続き関係、懇親会などで終わるようなので、本格的に訓練が始まるのは来週からです。79日間の訓練(タイトルの「1/79」は、79日間のうちの一日目ということです)もうかうかしてるとあっという間に過ぎ去ってしまいそうです。気合いれてかかろう。そして明日から6時過ぎ起床、体操、ランニングという日々が始まります。そんなわけでいきなり朝型に転換しなければ。しかしまぁさんざん漁師でタフな経験をしたので、訓練所内の生活ごときで根をあげるはずはないさ、と今のところは余裕。
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2004.09.03 (金)  2/79 青山氏登場
 訓練二日目。今日もオリエンテーションが目白押しで息をつく暇もないといった感じ。
朝の体操の時間には・・・出ました。青山氏。ラジオ体操のおじさんです。他のJOCVのウェブ日記から青山氏が何者であるかすでに知っていた僕は、氏があいさつをして、「腕を前から上げて背伸びのうんどー!」とピアノ演奏にあわせて体操を始めた瞬間、候補生たちの反応が「・・・(まさか?声が似てるぞ)」から「おおー!(ヤッパリ本物だ!)」に変わるのをなんとなく満足げに眺めるのでした。確かにこんな人に会えるのも協力隊ならでは。第一、第二体操をして、さらに体操を兼ねた遊びを紹介し、氏はさわやかに去っていきました。

 夜は安全衛生面に関する講座があって、これまた恒例になっているらしい狂犬病のビデオを見ました。映像的にはまあまあ強烈でした。しかし病気の怖さは本当に強烈に伝わってきました。なにせ一旦発病すると死亡率は100%というのです。動物好きな自分はイヌ、ネコ、リス、ウマ、ウシ、ヒツジ等々、チャンスがあればとりあえずなでなでせずにはいられません。日本にいる限りはまず問題のないことでしょう。しかし派遣先では、それがまさに命取りになってしまう可能性があるわけです。このギャップが怖いところです。

 初の班会議がありました。訓練生活では生活班と語学班というのが日々の行動・連絡事項伝達などの基本単位になりますが、班会議は生活班で行われます。この種の会議で問題になるのが係決め。いろいろな思惑が飛び交う沈黙のなかでじりじりと進み、自分は副班長ということになってしまいました。大体「長」ほど自分に似合ってないものはないと思うけど、まあいいや。あまり深くは考えないことにしよう。

 そんなこんなで朝6時過ぎに起床してただ今夜の11:30。消灯時間過ぎてるって。本格的な語学の講義が始まる前に今まで習ったスペイン語を復習したかったんだけど、まったくそんな時間なし。来週になれば一通りオリエンテーションやらなんやらが終わって、語学が本格的になるというが、なんかこんな流れで79日が過ぎていってしまいそうでこわい。と昨日と全く同じ感想で今日はおしまい。
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2004.09.04 (土)  3/79 自己紹介・懇親会
 午前中は語学のオリエンテーション。スペイン語の場合はまず事前のアンケート調査や派遣先での仕事内容※(教室での指導をする人に対しては若干高い基準が求められるなど)に基づいて仮クラス分け。今後一週間程度の授業を受けた後にテストをやって、各候補生の習熟度を判断して本クラス決定となる。

 自分が配属されたクラスは、日本人のH先生で生徒数が6人、既習者ではないけど事前に渡されたスペイン語の課題分はなんとかかんとかできなくはない、というレベルの人が集まったみたいだ。先生もクラスメートもいい人みたいなのでとりあえず安心する。語学の「課業(訓練所では授業のことをこう呼ぶ)」はまだまだ始まったばかりで、みんなの本性?が見え始めるのはまだ先だろう。訓練所の語学はスピーキングが重視されていて、クラスの雰囲気によってはお互いに助け合ったり間違いをためらうことなく話してみることができたりする一方で、逆になんとなく発言しにくい雰囲気になってしまうこともあるという。それによってクラスみんなの語学上達が全く違ってくるというので、ある意味クラスメートとは運命共同体といった感じ。期待半分不安半分だ。

 午後からは自己紹介。202名×各1分=3時間弱、これがわずかな休憩を挟んで延々続く。笑いをとる人、熱く語る人などいろいろ。あまりに多すぎてほとんど忘れてしまったけど、いろんな経歴の人が集まっていることは分かった。


 夜は夕食を兼ねた懇親会。いつもは訓練所内でのアルコールは御法度で一発退所というルールがあるけど、今日と訓練終了時の壮行会だけは特別にOK。職員や語学教師も混じって会場はてんやわんや。アルコールはほとんどかたづいたけど、時間が短くてみんな話の方に夢中で食事は大量に残る。もったいない。


 そんなこんなで朝6時から夜8時過ぎまでご飯食べてタバコをすう程度以外にはなかなか自分の時間がない。ここでの生活でやるべき事はたくさんあり、そのために割ける時間があまりに少ない。まず語学を始めとする勉強は当然大事。課業以外に自主的に勉強を進めていくことは当然期待されている。そして仲間を作ることも大事、息抜きも大事。さらに役員を担当して「だれかがやらなければならないこと」を率先してやることも大事。人によってバランスは違うけど、とにかく優先順位をつけて、どれかをとったらどれか諦めて、自分の生活を管理しないと。
 ついでにいうと集団生活に関してどうしようもないくらい数のルールがあるので、とても覚えきれない。といか「そんなのどうでもいいじゃんか」って思ってしまうようなのが結構ある。これも(どれを覚えるか、守るか)ある程度取捨選択が必要みたい。
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2004.09.05 (日)  4/79 初日曜日
 朝から晩までかなりタイトな訓練生活も、日曜日ばかりは基本的にはスケジュールが入っていない。なにより朝の集い+運動がないのはありがたい。おかげで寝たいだけ惰眠をむさぼることができる。と思っていたのだが、慣れとは怖いもの、目覚ましもかけてないのにきっちり定刻の6:00に目が覚めた。まだそれだけ緊張してるってことなのかな。二度寝を決め込んだものの、今度は朝の放送で起こされる。やれやれ。

 その後少しばかりスペイン語の勉強。10:00からバスで町に。今日はチリ派遣予定7名での行動。といっても行くところはほとんどないのでどこにいっても候補生だらけ。まずはあの候補生御用達というベルシャインに。むかいには100円ショップもある。これはなかなか便利だ。ベルシャインってどういう意味なのかなー、と他人の訓練日記を見るたびに思ってたけど、実物にはちゃんと「Bell shine」と書いてありました。なるほど、と一瞬思ったけどやっぱりなんかヘンな名前だ。駒ヶ根市は人口34,000人程度の町で、それ相応の町並みといった感じ。駅前の商店街は活気がなく、ちょっと郊外の幹線道路沿いに大型店やレストランが立ち並ぶ。最近はどこもこんな感じだ。自分の地元の駅前商店街もひどい。
 日常のこまごましたものを買った後は近くにあったファミレスで食事。なんだかんだで10人の大所帯になってた。チリのメンバーと話してみると、半分くらいは自分のいくバルパライソからそんなに遠くないみたいだ。ちょっと心強い。しかし2人はサンディアゴから南に2,000kmも離れたチエロ島という島に行くらしい。

 昼過ぎには訓練所に戻って一段落。半日まるまる自分の時間になる。とはいっても明日は総合テスト(国際協力やODAに関する基礎知識を試す試験)があるし、明後日からは本格的に語学がスタートするしで、結局勉強するだけなんだけど。途中気晴らしに隊員の報告書(派遣先での活動内容をまとめたもの)を見る。薄いの、辞書みたいに分厚いの、熱意が伝わってくるの、やりなげ・諦めの気持ちがにじんでいるもの等々様々。やはり水産関係は少ない。チリに関しては少なくとも最近のはないみたい。残念だ。焦点や文章の良し悪し、姿勢などいろんな意味で千差万別、玉石混合。まだ3部くらいしか読んでないけど。

 でも2年間の活動が20ページ足らずで終わっちゃったりなんかしてるのは、それはちょっと寂しいなぁ。

 今のところ静かだけど、外出時間終了間際には飲みに行ってるのが帰ってくるとえらいことになるんだろうなぁ。
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2004.09.06 (月)  5/79 オリエンテーション
 朝一でテストがあって、それから晩までオリエンテーション。訓練所内の生活規則に関することだったり、JICAの事業に関すること(どうせならテスト前にやってよね)、それから派遣に関するいろいろな手続きに関すること。基本的に読めば分かる内容だったのでいまいち集中できず。途中三訓練所(駒ヶ根の他に東京の広尾と福島の二本松にある)同時進行のサテライト講義があったが、映像越しとはいえ他の訓練所の様子が垣間見ることができた。

 明日からはようやく語学が本格的に始まる。気合を入れなおさないと。
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2004.09.07 (火)  6/79 Dr塩原登場
 語学、本格的にスタート。とはいえ初習者を対象としたクラスなのでアルファベットの読み方、自己紹介の仕方などおおよそすでに知っていることばかりだったのでその点に関しては余裕だった。しかし教室に入った瞬間からほとんどスペイン語オンリー。単語や構文はなるべくシンプルでなるべく少ない表現を使おうと気を使ってるみたいだけど、スピードはまったく手加減なし。さっぱり分からん。プロフェソールH、なかなか手ごわい。負けんぞ。

 訓練が始まる前に自分で学習を進める余裕がある人にアドバイスするとすれば、多少の自己学習をやったくらいでは既習者クラスには入れてもらえそうもない、ということです。既習者クラスではクラスが始まったその日からスペイン語でディベートしているとのこと。多くの人は直前まで仕事に追われて事前の言語学習まで手が回らないので、結果的にそういう人たちと一からやり直す、ということになる可能性が高いです。NHKのラジオスペイン語講座だと6ヶ月もやれば大概文法的なことはほとんどカバーしてしまうようですが、訓練所の初習者クラスでよいスタートを切りたければ、もっと基本的なこととか授業で使いそうな単語、表現について勉強しておくことがお勧めです。もちろんこれは言葉にもよる問題です。フランス語の場合はスペイン語と状況が似ているかもしれません。英語の場合はそれなりに初心者から上級者まで細かくクラス分けがあるようなので、しっかり勉強しておけばしておくほどレベルの高いクラスで勉強できるでしょう。ウルドゥーとかアジアの一部地域でしか話されていない言語はそもそもクラスが一つしかないみたいです。(※追加 といいつつ、クラスを再編成する前に自分からきちんと希望を伝えれば、それなりに考慮してくれるという話も聞きました。通常はあんまり変わらないみたいです)

 今日は火曜日で、訓練所では火曜日は予防接種の日です。訓練は語学学習と共に、この予防接種のためでもあります。大体一週間ごとに1本づつ、多い人は10本もやっちゃうそうです。いやだね。で、今日は一つ目の「狂犬病」。あんな恐ろしいビデオを見せてもらったら受けないわけにはいかないわな。で、この予防接種を一手に引き受けて10年以上になるというのがDr塩原。優しそうなおじいさんという雰囲気でした。痛いといううわさの狂犬病の予防注射も別に普通でした。痛かったけど。
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2004.09.08 (水)  7/79 
 今日で一週間か。過ぎてしまえばほんとに早いものです。オリエンテーションもだいたい終わって、ようやく語学の勉強です。今のところ自分は、来る前に勉強してた分の貯金があるのでそれほど負担に感じませんが、そうでなかった人は結構しんどい思いをしてるそうです。そりゃそうだよね。だってもともと知らないスペイン語の文法についてスペイン語オンリーで説明されたって・・・もっとも自分の貯金もすずめの涙ほどしかないので、そのうち自分もめでたく彼らの仲間入りとなるでしょう。まだ始まったばっかりだからでしょうが、とにかく自分の勉強したかったことに集中して取り組めるのが、ほんとに幸せで恵まれてるなぁ、とつくづく思います。まだ自己紹介、名詞・形容詞の性別、冠詞と性別やって、数字やって、ちょっとSer・Estar動詞の活用にはいったところです。まだ実質3日目だったからね。

 体力測定。5分間走あんなに頑張ったのに、総合評価は歳相応。確かに前に反るやつ、±0cmというのはちょっといただけない。これがかなり足を引っ張ったので、訓練終了前にもう一度やるまでにどうにかしたい。
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2004.09.09 (木)  8/79
 今日は久しぶりに晴れたので外で朝の集いをやった。今日の国旗はモルディブだった。普段見ない国旗が毎日日替わりで見れるのでこの機会に少しは覚えたい。やっとランニングができるー、と思ったら午後に健康診断があったのでできず。あー早く走りたい。昨日五分間走であれだけひーひーいったわりにはほとんど疲れもないし、筋肉痛もない。まさか明日(2日後になってくるのではあるまいな。もうそんな歳になっちゃったんだろうか?

 語学、ようやくSer動詞の活用。文型はまだSVCのみ。しかしでてくる形容詞の数はなかなか半端じゃない。先生はやれともやらんでいいとも言わないが、つかっているプリントの最後に山のような形容詞リストが。まぁせっかくだからやっとくことにする。っていうか、soy eres es somos son...はさすがにもうマスターしてるので、そっちの方は別にやっとく必要ないし。形容詞を見る限りではスペイン語は英語とほぼ同形、でなければちょっと変形したものがひじょーに多い。これは助かる。と同時に別の問題発生。スペイン語の発音はちょうど日本語のローマ字のように発音すればいいんだけど、まずそれでスペイン語なのに英語っぽくなるし、逆に英語までスペイン語チックになる。さらにつづりも似てるんだけどちょっと違うのでかなり混同しやすい。やれやれ。2年ちょいして帰国するころには、英語忘れてるどころかスペイン語とまざってそうだ。

 健康診断で一瞬だけ下界に。採血でめまい。なんか年々注射に対して弱くなってる。でも採血の針って太いし、刺さってる時間も長いんだもの。やだやだ。夕飯前に仮眠。この辺はまだまだ余裕があるというか、あまいですね。まだまだ寝る間も惜しんで、というとこまではいってません。だって朝6時起きでそのまま夜中までなんてもたないよ。夕食後は気分転換に語学教室に行って勉強。
 教室は英語、スペイン語、フランス語、その他アジア言語をあわせて20〜30くらいあって、授業が終わった後は自由に自習場所として使ってよい事になっています。廊下を歩きがてら他の教室をのぞいて見るとみんなそれぞれ違って楽しい。机の配置も円型、普通、大きな一つのテーブル等々、それぞれの先生のやり方によってまちまち。みんな静かに勉強してる部屋、ただおしゃべりしてる部屋、歌とかで会話の練習をしている部屋、ジャグリングの練習をしてる部屋、誰もいなくて真っ暗な部屋等々。ちなみに自分のクラスはちょっとおとなしめ。たまに勉強してる人がいたりするけど大概真っ暗です。まだ始まった2、3日だから、みんなの本性が見えてくるのはこれからなのかも。でも確かにクラスの雰囲気で勉強の進捗度(特に会話)、楽しさなんか全然変わってくるのでなるべく良い雰囲気を作っていきたい。
 とはいえ土曜にテストでその後本クラス決定。まだクラス替えもあるということだ。ほとんど動かないとかそーでもないとかいろいろ話があるけど、まあそれはお楽しみということにしておきます。
 ああそうそう。夜には抜き打ちで避難訓練がありました。みんなでヘンな色の変な防空頭巾かぶって外に避難しました。いやー、200人があれかぶって夜中に整列してる姿はなかなか見物だったなぁ。是非写真にとっておきたかった。晴れて星もきれいだったみたいです。自分は目が悪いのでよく分かりませんでしたが。
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2004.09.10 (金)  9/79
 昨日までの一週間分まとめて更新しました。明日はテストなのでみんなインターネットどころではなかったみたい。ここに来る前は書いたあと一度は目を通して校正らしきこともしてたけど、ここではそんな余裕全くなしです。書いたら書いたっきりなんで、ヘンなところがあっても目をつぶってやってください。

 久々に朝から3.2kmのジョギングができた。26日(だったかな)の駒ヶ根マラソンに出ることにしたので一層気合が入る。マラソンは希望制だけど、結構な人数の候補生が参加しそうな感じだ。

 あとはひたすらスペイン語、スペイン語、スペイン語・・・贅沢なことだけど、さすがに連日5時間もやるとちょっとおなかいっぱい。しかしまだまだ始まったばかり。事前に語学を勉強できる人へのアドバイスそのA。とにかくリスニング。自分はNHKのラジオ講座で、リスニングのほうはさぼってたけど、テキストに出てきた単語や文章はほぼ9割がたは覚えたつもりでした。しかしこの訓練でもっとも重視されるのは会話。しゃべるほうの練習はなかなか難しいので、こっちにきてからでもしょうがないと思いますが、リスニングのほうはやれるだけやっておいて損はないと思います。もちろんまず基本的な語彙とか文法は前提ですが、それはあくまで必要最低限。まったくスペイン語を知らない初習者に対しても、まずは手加減抜きのスピードで話しかけてきます。もっともそれでは理解できないから、最後にはゆっくり一語一語話してくれますし、最終的には日本語で説明してくれたりもします。しかしそのたびに歯がゆい思いをしています。リスニングの教材も良く選ばないと、目的に応じていろんなのがあると思います。とにかく手加減なしの普通の会話に耳を慣らすことができたら、ここでの訓練に大きなプラスになること間違いなし、だと思います。

 さて、そんな他人の心配するより自分のことをやらないと。明日はテストだ。そしてそのあとはスポーツ大会→飲みと続きます。日曜日は何も予定いれてないし、日ごろ飲めない分もしっかり飲んどかないと・・・
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2004.09.11 (土)  10/79 初飲み
 飲んだ・・・入所してすぐの懇親会もビールがあるにはあったけど、あれはあくまでセレモニー的なもの。今日は日頃飲めなかった分、昼間にしっかり運動した分、それから来週一週間分まとめて飲みました。

今日は生活班対抗のドッチボール大会、その後打ち上げで、2週間ぶりくらいに飲みました。
たかが遊び、のはずが結構熱くなっちゃうんですねぇ。自分の班は4位(12班中)になって賞状までもらいました。飲みは「水車」という居酒屋です。ここらで候補生の相手をしてくれる飲み屋さんは、10人以上だと送迎ありだったりするので、門限の厳しい候補生には大助かりです。班員は17人もいてなかなか顔と名前が一致しなかったけど、飲み会のおかげでちょっとはマシになりました。生活班(日直や朝の集いの係り担当する)は、単純に名前を五十音順に並べて区切ったものなので、行く国もばらばらです。ということはこの訓練が終わったらもう顔をあわせることがないかもしれないのです(出発は国毎、帰国は2年後といっても各隊員が各自バラバラなのです)。訓練期間中にしっかり仲良くなっておきたいものです。



 朝はスペイン語のクラス再編成テスト。これを基にしてスペイン語のクラスはレベルごとに再編成するという話だけど、テストの内容はごく簡単なもの。何人か移動があったのなかったの、という話ですが、自分のクラスはどうもこのまま行きそうな感じ。こちらも同じスペイン語で中南米ではありますが、やはり派遣国は違うので訓練後はまず再会するチャンスはないことになると思います。しっかりクラスメイトと仲良くなっておきたいものです。
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2004.09.12 (日)  11/79 平穏な一日
 今日は朝の集い(6時から)もなし。おかげでゆっくりと一日が始まりました。とはいえ朝ごはんを食べるために8時起き。起きた時点では昨日の酔いが相当残っていてつらかった・・・その後10時頃からバスで再び町に。ベルシャインから訓練所まで歩きとおしてみたけど、これはほとんど徒労に終わりました。。別に何も面白いものもなし。途中でバスの運転手さんお勧めの「いっちょうどう」というラーメン屋でとんこつしょうゆラーメンと餃子を食べたけど、特に可もなく不可もなく、といったところ。ま、ラーメンは好みの差が結構出るからな。懲りずにまた新しいところに挑戦してみよう。

 ベルシャインから訓練所まで歩けばおおよそ駒ヶ根市の中心部を横断したことになりますが、実質2時間程度で歩き倒せちゃいました。自転車で行ったら余裕だな。ただし「協力隊通り」とご丁寧にも立て看板がついた、訓練所までの一本道はかなりのぼりがきついです。歩いててもちょっとこたえたので、自転車だと相当なものですね、これは。ひとつ気がついたのが、川といい、溝を流れる水といい、少なくとも見た目は透明そのもの。そのまま飲めちゃうんじゃないかと思えるくらいでしたよ。さすがに南アルプスと中央アルプスがすぐ近くに控えているだけあってかな、と納得しました。こうしたちょっとした発見も車に乗ってたら難しいものです。今はまだ山が緑だけど、きっと今から色づいていく様を日々観察できるんでしょう。2次隊でよかった。

 それから駒ヶ根サービスエリアへも行ってきました。知らない人のために説明しておくと、駒ヶ根訓練所は町からちょっと離れていて、買い物ができるようなところはすぐ近くにはありません。しかし、実は訓練所から歩いて5分くらいのところにある高速道路のサービスエリアに、裏口から侵入できてしまうのです。お菓子、ジュース、おにぎり、ちょっとした生活雑貨まで揃っています。食堂もあるので、訓練所で食べそびれた人も心配は無用です。あとはここにアルコールもあったら言うことないんだけど(訓練所内では、飲むことも持ち込むことも禁止されています)、良く考えたらここは高速道路。そんなものあるわけありません。あと「馬油」のシャンプーなんてありましたけど、あれは効くんだろうか?試してみる勇気はなかったです。

 昼過ぎからは真面目にお勉強。「0号報告書」と呼ばれるレポート作成(※訓練生・隊員は訓練終了前、派遣後数ヶ月おきに報告書を提出することが義務付けられています。これにはそれぞれに番号が振ってあって、最初のものが「0」になるわけです)に終われる中、明日提出分はさっさと終わらせてあった僕は気の向くままにスペイン語の勉強に集中することができました。

 さて、スペイン語の勉強ですが、なんといっても課題はリスニングとスピーキング。リスニングを向上させるには・・・とにかく聞くしかない、ということで図書館からいろいろテープを借りて試してみたのですが、これがどうもしっくりこない。で、今日試してみたのはNHKのスペイン語ニュース。どうもこれがとってもいい感じです(今日一日やってみただけだけど)。まずインターネットさえあれば素材はタダ。毎日更新されるので新鮮。しかも原稿まで置いてくれてます。至れり尽くせり。
 内容的にはお堅い小難しげな国際ニュースが中心ですが、試してびっくり、なんと英語とそっくりな単語や用法が多いことか。「スペイン語の単語ってのは難しいのほど英語に似てくるんだよなぁ・・・」と、誰ぞ上級クラスにいる人から聞いた気がするけど、それも納得の内容。勇気が湧いてきます。とはいえやはりスペイン語はスペイン語。単語を調べて読んで大意は予想できても、すぐにディクテートできるほど甘くはありません。まだまだスペイン語用の思考回路が出来上がっていない。しかしこのNHKニュースは適度に難しく適度に簡単なので、頑張ればできそうな気がするし、とってもためになるとも思います。今の段階だと、単語調べて原稿に目を通して、その上で100回くらい聞いたらディクテートできるかな。しかし英語学習の経験からいえば、この手の能力は練習すれば(少なくとも最初は)等比級数的に伸びていくはずなので、それだけ労力をつぎ込む価値もあるというものです。にというわけで今日よりというか日記を書きながら、「訓練が終了するまでにNHKスペイン語ニュースが聞いて理解できるようになる」ことを目標にすることに決めました。無謀?
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2004.09.14 (火)  13/79 予防注射A
 昨日は忙しかったのと、風邪気味だったのとでやることもやらずにさっさと寝てしまいました。長期戦なんだから無理してもしょうがない、ということにしておこう。昨日も今日も特に特記することもなし。とにかく語学、語学、語学・・・その合間に班長だの、(語学)クラスのリーダーだの、その他諸々の打ち合わせが入る。ひどい時には昼間の休み時間がまるまるつぶれてまったく休憩できないことも。語学はMAXでも5時間、午後の3時過ぎくらいに終わるのですが、その後は自習時間だったり、講座が入ったりでなんだかんだいって結局勉強することになります。訓練所に入所する前日まで社会人やってたような人でも結構しんどいしんどいって言ってるから、やっぱり誰にとってもしんどいものなんだろう。(プーのオキラクな生活をしてた自分がしんどいっていっても説得力ゼロだもんね)。皆様の血税でご飯食べさせてもらって、その上勉強までさせてもらっている立場とはいえ、なかなかしんどい毎日なのです。もちろん充実してもいますが。毎日20〜40くらいの単語は覚えるようにしています。会話の練習はクラスの中でみっちりやるし。問題はこれがどれだけ定着するか、ですが。

 今日は2度目の狂犬病予防注射。Dr塩原にまたお世話になりました。あと8回くらいあるらしい。やだやだ。やだけど今回は前のほど痛いと思わなかった。注射によって痛さの度合いも変わってくるらしいけど、自分の場合は精神的なものが大きい。ここにいる間にだいぶ耐性がつきそうです。
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2004.09.15 (水)  14/79
 79日間の訓練も2週間が過ぎてしまいました。自分も含めてみんなそれぞれ生活のリズムができてきたみたいです。ひたすら語学の勉強に集中する人、友達作りに重点を置く人など。先週にやった健康診断で再検査になった人がかなりいるようです。自分も明日結果を聞くのでちょっとドキドキ。いくら頑張っても体のことは努力じゃどうにもならないこともあるし。
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2004.09.16 (木)  15/79 禁酒
 健康診断の結果が出たのですが、尿酸値が高く禁酒を命じられてしまいました。痛すぎる。この監禁生活でまた一つ自由が奪われてしまった。元々訓練所では週末にしか飲めなくて、それだけでも結構な我慢を強いられた生活だったのに、まさか禁酒とは・・・。来月の8日に再検査。それまでにばっちり尿酸値を下げておかないと。ま、まだ3週間あるから今週末ぐらいはいいかな?いいよね?

 日々の生活は相変わらずです。頑張って単語覚えていってます。今日は公用旅券の手続きと、海外での銀行口座開設の手続き。公用旅券は訓練生全員が対象。何をやるかっていいったらパスポートに記載される署名をするだけ。後のことは全部あっちでやってくれるらしい。楽なもんだ。
 海外での銀行口座開設は、派遣国によってはカントリーリスクが高く、その国の銀行とか為替が信頼できないので、アメリカの銀行で口座を開設して一旦そこにお金を振り込み、そこから間接的に派遣国先の銀行口座に振り込む、ということになっているようです。
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2004.09.17 (金)  16/79 婦人科
 関係の講義がありました。要するに性に関係する病気についてで、青年海外協力隊の隊員が行くような国ではそういう病気を持っている人も多いし、医療施設・水準も貧弱なのであんまりはめをはずしてはいけませんよ、ということらしい。それにしても結構えぐい話で眠気覚ましにはなりました。

 あとはまた、語学語学語学・・・始めて生のスペイン語に接した一週間前に比べたら先生のいうことも格段に理解できるようになった。まぁ先生は先生のほうで生徒のレベルを把握して手加減してしゃべってくれてるのもあるけど、8割方は理解できているつもり。ちょっとは頭のほうもスペイン語の思考回路ができつつあるような気がしなくもない。そして毎日毎日結構な数の単語を覚えることにも慣れてきた。まぁまぁいい感じ。あとはビールが飲めればなぁ。とほほ。
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2004.09.18 (土)  17/79
 待ちに待った週末。しかし今日は午後3時までびっちり語学の課業が5コマ。日によっては午前中で終わって午後からは自由だったりもする。そんな時は実家に戻ったりすることもできる。今日でも外泊する人が何人かはいた。あとは当然、飲み。今日も盛り上がってました。
 午後3時からは14年度一次隊の隊員の帰国報告会があったので行ってみる。みんな口を揃えて言うことは「簡単じゃない、くじけそうになることもある」ということ。やっぱりそうなんだ・・・
 その中でも、それなりに何かをつかんで帰国した隊員は話を聞いていても自信や喜びみたいなのが伝わってきた気がする。その一方で、活動中の2年間の気持ちの整理がついていない人は、話もいまいちとりとめがなく、「2年間なにやってのかなぁ?実は日本で働いてたほうがよかったんじゃなかろうか…」という気持ちの迷いがあったように思う。だいたい前者と後者の隊員で半々くらいだったかな。まあまだ帰国して何ヶ月かだからね。気持ちの整理も今後の人生設計もこれからの人もいるんだろうけど。

 明日は一週間で唯一一日フリーな日。何しようかな。
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2004.09.19 (日)  18/79
 朝は野球。その後昼寝して、自転車で下山して買い物と昼ごはん。来週のマラソンに備えてハーフパンツと、それから語学教室用にレギュラーコーヒーを買ってみる。語学の教室は一週間のうちの大半の時間を過ごす場所なのでなるべく快適にしたい。ちょっとした贅沢。多分インスタントよりはおいしいだろう。


 昼ごはんにはうわさの「ソースカツどん」に初トライ。店は誰かからおいしかったという話を聞いた「いな垣」。ここは本来そば屋さんなのだが、そば屋さんやうどん屋さんの丼物はおいしいというのはもはや定石か。で、ソースカツどんは、要するに普通はカツどんといえばカツに卵とじのところを、ちょうどカツ定食のようにご飯+キャベツ+ソースの組み合わせで、丼にして食べるというもの。丼にするのは目新しいけど、組み合わせ的には別段新鮮なものでもない、気がする。けちをつけるようで悪いけど。1,100円とちょっと高かったけど味のほうはなかなかのものでした。というか肉のやわらかさとカツの揚げ具合がよかっただけで、別にソースカツどんがどうこうという感想は特にない。ま、駒ヶ根に来たからには一度は試しておかないとね。

 夜は農業関係の人で集まって飲み会。野菜、農業土木、村落開発普及員、そしてなぜか漁業生産の自分も混じる。東京農工大の人がたくさんいてその話で盛り上がる。大学の時から南米に一年も研修に行ったりするらしい。すごいなぁ。他にも農業開発系のコンサル会社で働いていた人や、NGOで働いていた人がいて、そんな人たちからナマの話を聞くことができた。普通の日常生活では、自分の専門分野や経験について、共有できたり突っ込んだ話ができたりする人を見つけるのはすごく難しい。たまたまそんな出会いがあったときには「今日はいいことあったなぁ」なんて思ったりする。でもここでは、場合によっては毎日でもそんな新しい仲間を作ることだってできるのかもしれない。明日からまた語学語学でヘトヘトになる日常が始まるけど、この特殊な環境を精一杯楽しんで、また利用できるところは利用していきたい。
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2004.09.20 (月)  19/79 救急法
 また一週間の始まりだ。今日は語学は午前中だけで、そのあとは午後9時までずーっと救急法。体の各部位での包帯の当て方、人工呼吸と心臓マッサージを実技を中心に。むかーしこんなのを免許取るときにやったのを思い出しました。やることは基本的に同じだけど、例の人工呼吸と心臓マッサージの練習用人形はやっぱり進歩してる。肺まで呼気が届いているか、量は適当か、心臓マッサージの位置、強さは適当かなど、瞬間瞬間に表示してくれるだけでなく、最記録用紙にして平均とか正確性とかまで出してくれる。今度見るのは何十年後になるのかわからんが、そのときにはまた一段と進歩していることだろう。しかし今のところはこれで2,3度練習した程度で実行できるほどのものが身につくとは思えないけど。その点は今日のも昔やったのも大して変わらない。

 先週はそれなりに語学に専念できる一週間だったけど、今週は各種の講座とそのレポート提出、所外活動(自分は農家のお手伝いをします)、週末にはマラソン大会と正規の授業時間以外に語学に費やせる時間がほとんどない。授業について行く程度の勉強ならそれでもなんとかなるが、できればそれ以上に自分で進めていきたいと思っていた分は当分、というか訓練終了までできない気がしてきた。とにかくいろいろな行事や打ち合わせ、オリエンテーションとか、今週だけでなくこれからはどんどん増えてくる。
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2004.09.21 (火)  20/79
 みんな昨日の救急法の疲れが残っているみたいでなんとかなく活気がない。班長会議でも「体操の体型からから戻る時に元気がないのでもっとシャキシャキ戻るように」とかいう指示があったらしい。そんなことどうでもよさそうなものだけどね。誰が言い出したのかは知らないけど。まぁどこかできっちり、ここまで(のだらだら)はOK、そっから先はだめ、という具合に線を引いておくことは必要かもしれないけど。

 今日も語学に昼休みの副班長会議、B型肝炎の予防注射、国際協力に関する講座、班会議と盛りだくさん。ついでに班の中に最近誕生日を迎えた人が2人いたのでみんなでケーキやらカードを送ってお祝い。こういうのはいいよね。いい年した大人が誕生日を20人近くの人に祝ってもらうチャンスなんてめったにない。ほほえましい。自分も訓練中に誕生日があるといいんだが、残念ながら違うんだな。

 今日の講座は「0号報告書」の一部で、しかも締め切りが今週の土曜までだったので、夜一気に書き上げた。国際協力に関する世界と日本の流れ、それ一協力隊員としてどう活動に反映させることができるか、などなどA4に2枚ちょっと。おおざっぱだけど、枚数的にも体力的にも、知識の方もいっぱいいっぱい。とりあえずやったことはやった。それが大事。さらにすずめの涙ほどのスペイン語復習をして終わり。疲れた。明日はショ外活動で農家で働かせてもらう予定だ。今は雨が降っているがなるべくならやんでほしい。

 関係ないけど今日また一人姪が生まれた。最近毎年生まれている。義兄、義姉、甥姪も入れると家族全部で11人になった。すごいもんだ。これでもう自分が何してようとうちの家系は安泰だな。チリ行ってる間にいい加減忘れ去られそう。
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2004.09.22 (水)  21/79
 所外活動の日。カーネーション農家で一日中草取り。正直仕事は単調でつまんないし疲れるし、農家の人にも(忙しいので当然だが)あまり構ってもらえなかったのが残念。とはいえ素人にいきなり重要な仕事ができるわけもなく、まぁこんなもんだろう、とも思う。とても親切にはしてもらったし、また作業中に新しい候補生とたくさん話ができたのでよかった。所外活動は行き先によって結構仕事のきつさ・面白さ、おもてなし(そんなの最初っから期待しちゃだめだけど)等など当たり外れの差が激しいらしい。今日もかなり泣かされた人がいたとかいないとか。

 今週はいろいろ忙しいが、今日もなかなかハードだった。そろそろみんな疲れがたまってくる頃だろう。しかし自分は今のところは大丈夫。体が丈夫なのだけがとりえなんだから。これがなくなったら何もなくなっちゃうよ。しかも今週末はマラソン。晴れてくれ。完走して、温泉入って、ビール飲んで・・・想像しただけで興奮してきちゃうよ。それにしてもまったくスペイン語の方が進まない。
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2004.09.23 (木)  22/79
 久々に語学以外の予定がない日。おかげでそれなりに普段できなかったところまでできたように思う。ちなみに今日はは、再帰動詞だとか前置詞の使い方、使い分けなんかをやりました。現在形以外の時制に入るのはしばらく先になりそうです。そろそろ中間テストも迫ってくるという時期になっちゃったけど、このペースでやってて大丈夫なんだろうか。
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2004.09.24 (金)  23/79
 今日は語学5コマ+職種別の勉強会。2回あって、一回は候補生の自主勉強、もう一回は「技術顧問」の先生がお話をしに駒ヶ根まで来てくれます。技術顧問の先生は技術面接の面接官を兼ねていることが多いので、ここで再会できることも多いです。でももうあんまり覚えてないや・・・。

 語学の進度は相変わらずだけど、クラスの雰囲気はようやく打ち解けてきた感じ。昨日は自分もクラスメートの口からポロッと出た意味不明のスペイン語(lluevo)のイメージがどんどん膨らんで、自分の笑いのつぼをピンポイントで突かれて大爆笑してしまいました。しかも笑ってたのは一人だけ。教室に響き渡る自分の笑い声がかなり空しかった・・・あとから考えると。かなりヘンな目で見られたけど、ま、たまにはそういうのもいいか。それにしても、笑いがおさえきれないくらいに可笑しかったのって本当に久しぶり。いいストレス解消になった。Tさん、感謝してます。いつも癒されてます。
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2004.09.25 (土)  24/79
 土曜日の今日もしっかり語学の課業が5コマ。さらに5時まで「任国事情」と続く。任国事情では、それぞれの任国に詳しい人(大体は大学の先生だったみたい)が候補生に任国の様子を説明してくれる、というものだ。たまにJOCVのOB・OGだったりすることもある。任国がチリの候補生は7名。チリの研究をしている大学の先生がチリの概要について説明してくれた。政治学だかなんだかを研究しているということで、歴史・経済、そして当然政治の話では話がどんどん膨らんでいくが、「実生活の感覚」となるとそれほど新しく詳しい情報を持っていないような印象を受けた。日本を拠点にして活動している限りは仕方のないことではあるが。結局現地の生の情報は、現地にいってから仕入れることになるのかな。

 夕方5時以降は夜10時まで外出・飲みOKの時間。中には外泊して帰省したり、友達・恋人にあったりする人も。とにかくここぞとばかりにリフレッシュ。自分は明日マラソンもあることだし、訓練所内でおとなしく勉強などしてたけど、外出していた候補生が帰ってくるまでの夜9時くらいまで、訓練所の静かなこと。こういう雰囲気、かなり好きです。おかげで2週間ぶりくらいにこの日記が更新できました。今度更新できるのはいつになるかな・・・10月に入ってすぐに中間テストがあるからその後かな。明日はマラソン→温泉→飲みのゴールデンコースと行きたいものだ。とりあえず雨やんでくれ。
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2004.09.26 (日)  25/79 マラソン
 今日は駒ヶ根マラソンの日。成人向けコースに6kmと15kmのコースがあって、訓練所からも結構たくさんの候補生・職員の方が参加しました。訓練所からスターと地点まで歩いて行ったのですが(後から考えるとこれで結構体力を消耗した気もする)道中で、心配していた雨もあがってよい天気になりました。

 しかしとにもかくにもこのコース、相当に勾配がきついです。マラソンって普通は街中の基本的には平坦な道を走るものだと思うけど、このマラソンは別。「高原マラソン」というだけのことはある。基本的に山道を走って、たまに運がよければ平坦な道がなくもない、といったところ。特にスタート直後とゴール直前の坂は地獄です。自分も最後には歩いてしまいました。ちなみに15kmコースはKTCの前を通ります。候補生がたくさん待ってて応援してくれた。それに加えて、マネージャー役をかってでて、そのためだけにスタート地点まで小一時間歩いてきてくれた人もいたし、職員の方も休日返上でいろいろと骨を折ってくれました。感謝感謝。

その後は近くの温泉、「ガロ」というソースカツ屋さんとはしご。ここのソースカツは量がすごかったなぁ。学生の頃を思い出しました。今のところ2軒しか試してないけど、ソースカツどんも店によって結構違うみたい。「いな垣」のはすごく上品な感じで、量が普通、ソースは薄め、そしてなによりカツがやわらかく、コロモのさくさく感がすごくよかった。今日の「ガロ」は量で勝負。ソースもお好み焼き用みたいな甘くて濃いものでした。という具合に体の方はぼろぼろになったけど、しっかり気分転換はできたと思う一日でした。

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2004.09.27 (月)  26/79 bafa bafa
 また一週間が始まった。いつものように、と言いたいところだけどそうは行かないのが79日間の短期訓練。
今日はBafa bafaという異文化(擬似)体験ゲームがあった。今週も語学の他にいろいろと予定が入って忙しい一週間になりそうだ。来週はもう中間テストだし。

 Bafa bafaは、自分的にはなかなか楽しめた。ゲーム、その後のディスカッションからみんなで導き出したことはごくありきたりなことだったけど、やはりゲームとはいえ自分たちの経験から得るものは、ただ知識として得るものとは違う。ルールが大体わかっちゃったらもう一回やってもつまらないかもしれないけど、今度やるとしたらもうやってみたい、というのはある。ばらしちゃったらしょうもないんで中身はいいませんけど、とりあえず罰としてスクワットを相当やらされたことと、ゲームやってるうちにどんどん性格が悪くなっていった気がするということだけ言っておきましょう・・・
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2004.09.28 (火)  27/79
 語学に予防接種。注射はいやだねやっぱり。今日はポリオ(経口)と破傷風の予防接種。破傷風のは狂犬病に増して痛かった。昼は副班長会議(といってもたいしたことをするわけじゃないけど)、夜は生活班会議で随分時間をとられた。近いうちに野外活動があるので、その企画を考えるのに時間がかかる。キャンプファイアーもするらしいが、変なゲームとか楽器の弾ける人が生演奏をするだとか、なかなか面白そうなアイデアが出た。楽しみではある。

 最近はどうも語学以外のことに時間をとられて、自由な時間があれば少しでも勉強に集中しようとしてしまう。それ自体は別に悪いことじゃないけど、まだまだ話してない人や、二言三言話したけどあまりよく知らない人などたくさんいるなかで、もっともっと知り合いを増やしたいし、できれば帰国後もずっと付き合っていけるような友達が作れたらなぁ、と思う。しかしそういうチャンスがあっても、勉強したかったり自分から切り出すのが面倒くさかったり恥ずかしかったりで自分から避けてしまうようなことが多い。そろそろ訓練生活も落ち着いて人間関係も固定されつつあるけど、まだまだこれで終わってしまうのはもったいない。あと2ヶ月弱あるとはいえなかなか忙しい訓練所の生活では、ある程度意識的に頑張らないと人付き合いが広がっていかないのだ。勉強だけじゃなくてそっちの方も頑張らないと。

 スペイン語の方は、クラスの復習に余裕が出てきたので始めて「Breve historia de Chile」という原書に挑戦してみる。が、これは完敗。2ページ読み進めるのに何回辞書を引いたことか。おまけに理解できたことはせいぜい「チリは長い。そして狭い平野や盆地と、背後にはアンデス山脈がそそり立っている」程度のこと。それくらい本読まんでも知っとるわ。とはいえ、やはり言葉は、実際にそれが使われているのを(できるだけ新しいので)見て勉強するのはなかなか効果的。四六時中教科書とにらめっこしてたんじゃつまらない。いい気分転換にはなりました。しかしこれに再挑戦するのは随分先のことになりそうだ。
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2004.09.29 (水)  28/79
 所外活動2日目。前回とは違う仕事をする予定だったのが、雨の為に予定変更で結局一日中草取りをすることになった。その代わりといってはなんだけど、昼には鍋料理を振舞ってくれた。疲れたので今日はおしまい。
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2004.09.30 (木)  29/79
 語学、適正技術、自主勉強会。
適正技術とは、要するに同じような職種の人が集まって、任国での活動に備えて話し合ったり勉強会を開いたりしよう、というもの。今日は水産分野の技術顧問の方が東京からわざわざ駒ヶ根まで出向いて話をしてくれた。が、内容的にはいまいちぴんとこなかったのは残念。あちらもこちらも貴重な時間を費やしてるんだからもうちょっと有意義な時間にしたかったんだけど・・・顧問の先生へのあてつけではないが、この訓練所に来てから、講義であったりオリエンテーションであったりと大勢の前で人が話すのを聞くことが多いが、意外にこれがうまい人というのは少ない。もちろん判断基準は人の考え方や背景知識、それこそ相性なんかによっても変わるわけだけど、それにしても短い時間の中でうまく要点をかいつまんで、必要なことをうまく取捨選択して話をすることは難しい。逆に大した内容もないのに時間だけがたっぷりあってダラダラ続けられると聞くほうもまた大変。

 自主勉強会は、自発的に候補生が企画するもので今回は村落開発普及員の人が駒ヶ根の役所関係の人を呼んで、駒ヶ根の農業の概要について話を聞く、というものだった。来月には農家への聞き取り調査を通じて農村調査手法の勉強会をするとのことで、この機会に是非自分も勉強させてもらいたいと思う。今日はそのための背景情報が少しは頭に入ったかな。
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