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最近ロータリー奨学金に関するお便りが多いと思ったら
今ちょうど締め切り前のそういう時期なんですねぇ。
そんなところに季節の移り変わりを感じました。
 このHPがそんな皆様のお役に立てばそれ以上にうれし
いことはありません。皆様の合格をお祈りします。
合格されましたら是非お知らせください。こちらも励み
になりますし、ロータリー奨学金の事情をもっとよく知っ
ておきたいとも思いますので…。(2003/2/23)

 今から二年ほど前就職活動も終盤にさしかかり、焦りを感じ始めていたころから漠然とではありますが「留学なんてしてみたいな…」 と思っていました。それまで全く留学のリの字も知らなかった僕が今なぜか留学をしているわけです。運に恵まれていたといえばそれ までですが、だめもとで挑戦してみるだけの無謀さ?があればこそだと自負しております。備忘録として自分の体験をまとめて見たいと 思います。誰も見てないって?

 別にいいんです。しょせんは自己満足ですから。でも万が一誰かの参考になれば、または
リアクションなんかもらえると大変うれしいです。なお、なるべく正確な情報を提供するように最善を尽くしておりますが、このHP が原因で不都合が生じた際には責任を負いかねますのでご本人で直接一次情報にアクセスすることをお勧めします。

 まず留学を希望するのであればしっかりした土台となる理由・目的が肝心です。僕の場合は 国際公務員になりたい
ということが留学を志すきっかけでした。(相変わらず無謀)どんな目的でも、とにかくしっかりしたものがなければ挫折する可能性も 高いですし、よしんば実行に移せたとしても実り少ないものになってしまうように思います。しかし僕は自分のことで精一杯なので他の目 的で留学される方については範囲外、ノーコメントとさせていただきます。あしからず。もちろん問われればできる限り応じるように 努力はしますが。

  学費について(ロータリーってなんだ)

さて、留学を希望したとしても先立つものがないのは貧乏学生の性ですよね。まずはお金の問題から。
ロータリーは僕がお世話になっている奨学金制度です。広告するわけじゃないけど試してみる価値はあります。ほんとに。
僕は幸か不幸か他の奨学金制度を利用する機会がなかったので、 ロータリー奨学金制度以外のコメント はあまりありません。あしからず。

語学能力について

留学をするということは当然外国語で勉強・生活することがメインとなります。Nはどうやって、どのくらいのレベル まで語学能力をつけたのでしょうか?留学中の今、まともにやっていけているのでしょうか?







学費について(ロータリーってなんだ)
 交通標語とか、花壇の端っこのほうに『〜ロータリークラブ』という言葉を見たことがありませんか?
それです。なんとも寛大に留学資金を提供してくださるロータリークラブです。通り一遍の説明は
公式ホームページのほうに任せるとして実際に恩恵に与っているNの主観を述べさせていただきたいと思います。でなきゃ自分でHP作る意味ないからね。

 なんといっても特筆すべきはその規模の大きさでしょう。なんと380人もの奨学生が2000-2001年度(ロータリーは6月締め、7月から新年 度開始)日本から世界各国に留学したのです。この規模の大きさは他の奨学金制度と比べてみるとよくわかると思います。(せいぜい全国 で数人から十数人程度でしょう)
つまりそれだけチャンスがあるということです。

 「それならそれだけ応募する人数も多いんじゃないの?」という声が聞こえてきそうですが、Nの経験からいうと 全くそんなことはありません。ちょっと言い過ぎか…。
 でも半分は事実です。というのはロータリー奨学金に応募すると@)本籍地 OR A)現住所のロータリーRI(日本全国を35のRI 二分割している)の奨学生枠が適用されるからです。
NはRI2690(中国地区)に応募しましたが枠10人程度に対 して応募者20人程度でした。
今時分であれば希望就職先から内定をもらうよりも簡単かも?
※もちろん奨学生にはそれなりの資質が求められるもの事実ではあります。しかしNがどうして合格したか、どのような点がアピール材料 になったかは謎です。一般的な「奨学生像」や奨学制度の理念については上記公式サイトへのリンクから確認できます。

 つまり大都市については不明ですが、中国地方のような地方都市に関して言えばそれほど倍率は高くないのではないか、というのがNの 考えです。自分の経験のほかにはなんの根拠もありませんが。関連情報をお持ちの方はぜひご一 報を。薄礼はありませんが。ところで今年度のRI事務所は倉敷なんですねぇ。倉敷出身の自分としてはなんだかうれしいものがありま す。僕が応募した時点2001年6月頃には鳥取に事務所がありましたから、そちらまで試験に出向いたものです。

 次に強調しておきたい点は、ロータリーのネットワークです。奨学生は、日本の地元ロータリークラブ(スポンサークラブと留学先のロ ータリークラブ(ホストロータリークラブ)の両方に担当のロータリー会員がつき、何かとお世話をしてくれます。
正直言って出発前は「学資さえ提供してくれればあとは自分で何とかする」と生意気なことを考えていましたが、これは意外に大きいです 。Nは現地に到着したばかりで右も左も、言葉も、通貨(頑固なイギリス!)も、公衆電話の使い方もわからないままになんとかかんとか留 学生活をスタートさせましたが、その間常に自分を気遣ってくれる人がそばにいるということはなんとも心強いものがありました。
 今後もいろいろとお世話になると思いますが、それについてもいずれ触れたいと思います。
(ロータリー奨学金制度では、ロータリークラブの存在しない国には留学できません。しかし実際にはほぼ世界中を網羅していますから 心配は要りません。よほど特殊な国への留学を希望される方は確認したほうがよいと思いますが)



語学能力について

現地での格闘 備えあれば憂いなし(留学前の英語勉強)

現地での格闘

さて留学前にいろいろ勉強したし、そもそも中・高校でみっちり勉強してきたはずの英語…現地に着いてからの感想は 「ぜんぜん歯が立ちませんでした」。(もっともある種の英語は大体ついていけるが、ある種の英語は全くだめといった具合に 偏った英語が身についてしまったんですね…。全面的に降参してしまったわけではありません) そんな挫折のなか、これからどうやって英語を勉強していきましょうかねぇ…。

teletext;テレテキスト

teletext;テレテキスト

 さて語学能力について、本来であれば留学前の準備段階から話を進めるのがスジかと思いますが、突然イギリスのテレビについてです。
 留学前の準備についてはいろいろなHPで紹介されているので、あくまで自分のHPは自分の体験に基づいて「こういう情報が欲しかっ た!」ということを広くみなさんに紹介したいと思うからです。第一Nは今たった一年しかない貴重な留学体験中なので、その前の留学準備 にさかのぼって紹介する時間はないのです。

 前置きが長くなってしまいましたね。そうイギリスのテレビの、外国人にとっては大変ありがた〜い機能「Teletext」です。
イギリスのテレビ番組(地上波)が5,6程度しかないのはよく知られていると思いますが、その番組の多くに字幕がつけられるのは ご存知でしたか?(そのために「Teletext」が必要)この字幕機能、映画・ニュース・ドラマ・スポーツ・コマーシャル等々なんでもカバ ーしてくれます。留学前にある程度リスニング能力を身につけたつもりでいざ現地についてみると、授業はなんとかなってもインフォーマ ルな会話に全くついていけない、思い切ってネイティブに話しかけていく勇気があればいいけどそれもできない、かといってこのままでは 現地の生きた英語を学べない、ネイティブの友達もできない…(なんてネガティブ!でも自分のことなんです)という人にはぴったりです。

もちろんテレビは現代生活に完全に根を下ろした存在ですから、こちらの生活を体験する意味でも効果はあるのではないかと期待して おります。

 で、早速この「Teletext」試してみたんですが、端的にいって生放送の番組に関してはちょっとつらいものがあります…。
字幕が音声についていけない(遅れる)、結果として音声をかなり短縮した字幕になってしまうということです。「要するにこいつは こういうことを言いたいんだな、多分。」と要約しつつキーボードをカタカタ叩いているオペレーターの姿が目に浮かびます。非常にアナログっぽ いです。まあそのうち音声→文字変換が自動でできるようになれば改善されていくのでしょう。もともとTeletextは字幕というよりはテレビ画面上での情報入手(ニュ ース、天気予報、交通情報など)が目的だったのが、インターネットの普及によって廃れてきたと(もちろん今でもやってますが)。でそ の後聴覚障害者向けのサービスとして字幕放送は継続(願わくば拡大)しているという経緯があります。つまり今後上記の生放送時の問題 も改善されるのではないかと思います。
 一方編集済みの番組に関してはほぼ完璧に一字一句間違いなく、また字幕と音声のタイムラグもなく見ることができます。こちらは 全く文句のつけようがありません。音(拍手・ブーイング・騒音等)や、音声の中でも人物によって、また強調した単語によって、区別して 字幕表示されます。努力の跡が大変感じられるといってよいと思います。

 障害者・高齢者に対する配慮に関して、他の面では分かりませんが、彼らにも楽しめるテレビ番組にするという面に関しては完全に 日本よりもイギリスのほうに分があると思いました。
以上、終わってみれば当初の趣旨から完全に離れてしまいましたが、Teletextについてでした。なんせ今日買ったばかりなので英語学 習の効果については何も言えません。工事中ということであしからず。

 ちなみに円安の影響もあって、こちらのテレビはバカ高いです。僕は少ない予算の中から身を切る想いで一番安いものを選んだつもりです が、14インチ型で78ポンド日本円にして15,000円ほどでした。おまけにイギリスではテレビ受信料としてライセンスを購入することが義務 付けられています。こちらはカラーで112ポンド、モノクロで46ポンド(だったかしら。だっていまどき白黒なんて関係ないでしょ…)です。
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備えあれば憂いなし(留学前の英語勉強)
 留学を開始した今、日本での準備を振り返ってみて役に立った英語の勉強とやっておくべきだった勉強を整理してみます。
英英辞書 英字新聞 インターネットでリスニング

日本人にとっての英語

英英辞書
これはどこでも紹介されている勉強法でしょうが、大変効果的です。最初はせっかく分からない単語を辞書で調べたのにまた 知らない英単語に出くわしたり、単語自体はわかっても全体として英語の説明を理解するのが大変だったりで面倒でしょう。 でもそこは我慢です。そのうち英語を英語で理解することが苦痛でなくなるでしょう。そうなったらしめたものです。また、 英英辞書は限られた英単語語彙で実に多くの単語の意味を説明してくれます。逆に言えばその英英辞書をつかっていれば その語彙をマスターできるということです。あまり説明文の語彙が多すぎると面倒ですが、簡単すぎても得るのもがありません。 ここは自身の語彙力との相談といったところです。では試しに僕が持っている2つの英英辞書を比較してみましょう。
一つ目はDictionary of contemporary English, Longmanです。これは僕が英語の勉強を思いたったときに購入したもので、初・中級英語 向けといったところでしょうか。「使用の手引き;基本単語2000」という小冊子がついています。要するにこの2000単語さえ覚えていれば 辞書の中の説明は全部理解できますよ、ということです。
もう一方はPopular English dictionary, Oxfordです。これはイギリスにきてから購入しました。分量にすれば上記辞書の半分くらいです が語彙数では上記Longmanの辞書より多いと思います。つまり説明に用いられる語彙数が多いかわりに簡潔ということです。Nativeが使うくらいもの ですから上級英語学習者向けといってよいと思います。僕もこの辞書には語彙がついていかないので少し持て余し気味です。£1.49、格安です。 予断ですが、イギリスの物価は日本と同じくらい高いという印象ですが辞書に限ってはこちらのほうが安いようです。
それはさておき、どんな単語でもいいんですがなるべく違いが際立つ単語を使って比べてみましょう。

Longman Oxford
discern(認める・見極める)
to see, notice, or understand something only after looking at it or thinking about it carefully perceive with the mind or senses
discourage(思いとどまらせる)
1. to prevent or try to prevent someone from doing something by making the action difficult or unpleasant, or by showing them that it would not be good thing to do
2. ...
dishearten, deter, dissuade

どうです?一目瞭然でしょう。まず第一段階として「英語を英語で理解する」、Longmanの長ったらしい英語の説明に耐えられるようになる ことです。次にLongmanの長ったらしい説明に慣れ、説明文の語彙もマスターしたら、もう少し上級者向けの英英辞書に昇格です。
しかしOxfordの「Discourage」の説明はちょっとつらいですよね。「Discourage」を知らないで辞書を調べて「そうか、Discourageって disheartenやdeterと同じような意味なんだ…」と納得する人がいるんでしょうか。Non-nativeとしてはせっかく辞書を調べたのに、また 「Dishearten,deter」等を調べなおす羽目に陥る可能性が高いです。もちろんいい勉強になるとはおもいますが、毎回それだとちょっと つらい…。自身の語彙力とよくご相談を。

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英字新聞

さて英字新聞です。僕の英語勉強は英英辞書を使った英字新聞がすべてといっても過言ではないくらいに大きい部分を占めていましたし それに関してはなかなか良い方法を選んだと思っています。
 社会人の方など、時間の取れない方には難しいかもしれませんが毎日続けられれば確実に単語力・理解力がつくと思います。理由を 挙げれば…
@)嫌でも毎日玄関先に届いている。(けちな自分としては勉強せざるを得なかった。)
A)内容はおおよそすでに背景情報のあることばかりで、英語が理解できなくでもなんとか想像力で補える
B)英語の勉強とは関係なくどの道新聞は読みたいので、それが英語の勉強にもなればまさに一石二鳥である。

でしょうか。今時インターネットでいくらでも英語を読むことが出来ますが、僕は@)の理由で新聞を実際に購読することをお勧めします。
 別の効果としては、国際関係の話題の分量が多いということでしょう。もともと英字新聞の購読者としては在日外国人が想定されて いますから至極当然なことかもしれませんが、これから留学を目指し、さまざまな国からの留学生と話をする機会があることを考えれば 望ましいことだと思います。
さて英字新聞の欠点を挙げるとすれば、当然まず時間をとられることそれから(これは英字新聞に限ったことではありませんが) 表現が丁寧すぎる、基本的に文語体の英語オンリーであるということでしょう。もちろん一口に英字新聞といっても出版社によって 程度の差はあると思いますが、概してフォーマルな英語に偏ってしまうということです。僕は今コレの弊害に苦しんでいる段階かも しれません。ネイティブの人達の楽しそうなおしゃべりはちんぷんかんぷんでもニュースや授業、論文等の英語はだいたいついていける という状態です。
 もちろんフォーマル、スタンダードな英語を勉強することが先決ではありますが、その一歩先、円滑な人間関係や日常生活のためには 口語特有の表現やクリアでない発音にもついていく必要があります。これは今の僕の課題でもあります。これは英字新聞では身につけられないといってよいでしょう。

それから地方に住んでいる方の場合「ニュース」としての英字新聞は期待できないかもしれません。というのは(Japan timesを函館 で購読していた僕の経験によれば)半日から一日くらい時差(もちろん遅れている)があったからです。「これってもうニュースじゃない!」と 言いたくもないますが、だいたい知っていることばかりなので読むのは簡単でもありました。どうも英字新聞発行部数が少ないので 地方では印刷しないんでしょうね。だから他の大都市から運んでくる時間の分だけニュースの更新が出来ないということでしょう。 台風や大雪(北海道でも本州でも関係なく)で新聞が間に合わないということもたびたびでした。次の日にまとめて持ってこられても ねぇ…。
 
Japan Times (朝日新聞)のページ

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インターネットでリスニング

 接続料金を気にせずインターネットを使える人にとっては使わない手はないといえるでしょう。僕の場合は大学にお世話になりました。 特にライブ放送で24時間やっているものが、いつでも聞けて他に作業をしながら適当に聞き流したりできて良いです。他にもトピックごと に2,3分にまとめてあるものもテキスト付きで確認できたりしてなかなか良いです。欠点を挙げるとすれば、いくら聞いてもインフォーマルな 会話、留学先の日常生活で耳にするような砕けた英語の上達にはあまり役に立たないということでしょうか。
 しかし逆に言えばスタンダードな英語が聞けるということもできます。TOEIC,TOEFL等の試験の英語対策には十分だと思います。
放送局によって難易度も異なるし、アメリカとイギリスの英語のアクセントの違いを感じてみるのも面白いでしょう。難しすぎて とっつきにくいと感じる方にはNHKの日本人ニュースキャスターによる英語やVAO Special Englishがお勧めです。
以下リンク先です。Windows Media Player, Realone Player等が必要ですがタダで入手できます。知らなかった人は是非試して ください。また他にもオンラインのリスニングソースはたくさんありますので自分で探してみるのも手でしょう。

BBC映像つき BBCのテレビ放送
BBC World Service(音声のみ) BBCのラジオ放送
Voice of America VOA(Voice Of America)アメリカ政府公共放送です。英語は非常にスタンダードで聞き取りやすいと思います。
VOA Special English VOA special English VOAのノンネイティブ向け英語放送。非常にゆっくりなので初心者の方には最適
Radio Japan radio Japan (NHK)日本人キャスターの英語のときは聞き取りやすい。概してゆっくりで聞き取りやすい英語




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日本人にとっての英語

 留学を開始して約半年が経った。海外に出るのすら初めての経験で、全てを英語でこなさなければならない環境に突然放り出されて 四苦八苦していたが、まあなんとかかんとか用を足せるようになってきたというところである。その間につらつらと日本人にとっての 英語について考えてきたことを書いてみたい。

 さて留学をすれば実にいろいろな国からの留学生に出会う。そんなときにまず気になるのがコイツはどのくらい英語がうまくしゃべれる んだろうか、どうやって身に着けたんだろうかということである。友達、グループを形成する際に人種的バックグラウンドの次に大きな 要素は英語のレベルといっても良いように思う。よく言われるように日本人の英語会話力は他国留学生と雲泥の差がある。でもそんな彼ら が日本人にとっては「常識」あるいは「基礎的」な英単語の意味を知らないでネイティブに聞いたりしているのを見ると「そんな単語も知 らないのになんでそんなにうまく話せるの?」と聞きたくなってしまう。
 読むことばかりに専念して会話をする機会のまったくない日本の英語教育の弊害である。同じことが韓国・中国でもある程度あてはまる ようだが、裏を返せば僕らの国では英語なしで、自国の言葉だけで独立してやっていけるんだ、という言い方もできるのかなと思う。他国 の留学生の英語がうまいからといって単純にうらやましいという話ではない。歴史的な事情から英語を強要されたのかもしれないし、 多民族国家では民族間の壁を乗り越えるために英語を公用語にせざるをえないのかもしれない。

 英語が聞けない・話せないけど読み書きはできるというのも、英語のオーラルコミュニケーションの上達にとって弊害になりうる気が する。授業やテレビで、彼らの言っていることがわからなくても教科書、配布資料、字幕(テレレキスト)を見れば理解できるので、どう してもそれらに頼りがちになってしまう。
 英語の発音についても日本人にとって壁は大きい。文法的には正しくても発音が悪くて通じないというのは実に寂しい。この点ではお隣 の中国・韓国では幾分ましなようである。中国語ではf、rの発音が含まれているし、韓国語では、日本語のように英語を一旦ローマ字 (日本語の発音)に当てはめるという過程抜きに、英語を英語のまま発音するからである。英語を習い始めたばかりの頃の記憶によれば th、r、vについては「日本語にはない発音だから気をつけましょう」ということを聞いた気がするが、いずれにせよその後の英語教育 ではそのような発音ができようができまいが成績には一切関係ないのだから忘れてしまうのも当然である。個人的な経験に基づく感想でし かないのだが、この点についてはもうちょっと英語の先生方に頑張って欲しかった気がする。確かに生徒にとっては英語らしく発音するこ とが気恥ずかしくて英語→ローマ字→日本語発音で英文を読んでしまいがちだが、たとえ生徒がついてこなくても先生方は英語を正しく 発音して(やってたとしたらもっと強調して)欲しかった。そうすれば生徒は「自分は恥ずかしくて真似できないが、どうも英語の発音は 日本語と随分違うみたいだ」くらいの自覚は根付いていただろう。日本語に取り込んだ外来語までオリジナルな発音でとは思わないが、 せめて英語の授業では英語の発音を身につけたいものである。
 fの発音に至ってはなにか教えてもらっただろうか、いまいち記憶にない。fは日本語ではブ(of;オブ)もしくはフ(four;フォー) と書かれるがどうもこれらは本当のfの発音と似ているようで全く異なるもののようだ。本当の発音では上の前歯を下唇に乗せて歯の隙間 から息を漏らす、といった感じで日本語でいう濁音でもなければ「フ」にも当らない。が頭で分かっていても10数年間慣れてきた癖を 一昼夜で直せるわけでもない。

 別に外国人がパーフェクトな英語を話す必要は全くないがせめてもっと通じる英語を話せるようになりたいものである。

なんだか英語教育に対する恨みつらみになってしまいましたが、まだ頭の柔らかい皆さんは今のうちに正しい英語文法だけでなく発音も身 に付けられたらいいですね、ということです。同意・反論等ありましたら遠慮なくどうぞ。(2002/2/29)



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